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5月11日(日) ジョン・ケイル/JOHN CALE - ロンドン/シアター・ロイヤル、ドゥルーリィ・レーン 

ジョン・ケイル/John Cale (vo., gtr., viola)
クリス・スペディング/Chris Spedding (gtr.
パット・ドナルドスン/Pat Donaldson (bs.
ティミ・ドナルド/Timi Donald (drms.
クリス・トーマス/Chris Thomas (kybds.
イーノ/Eno (synth.

11/5 JOHN CALE TICKET


 ジョン・ケイルは、「バックにクリス・スぺディングが付くし取りあえずは見ておこう」という程度の興味しか無かったのだが、ギグ直前になってイーノがゲストで加わるというニュースが入ったのでそれなりに期待して見に行った。
 このドゥルーリィ・レーンに在るシアター・ロイヤルは17世紀に建てられた由緒ある古い劇場で、キャパシティは約2000席。普段はミュージカル等をしているが、日曜日などには時々ロック・コンサートが行われる。
 この夜は5月に発売されたばかりの「スロウ・ダズル」をフィーチャーしたコンサートで、バック・バンドもイーノを始め、アルバムとほぼ同じメムバーで演奏が始まったのだが、新旧取り混ぜてバランスの良い選曲だったと思う。黒のジャージ・セーターにレザー・パンツ、銀ラメのキンキラスカーフをゆったり巻き付けてステイジに現れたケイルは見るからにカリスマと云った風貌で、そのサウンドもアンダーグラウンドと云うか麻薬的な音が続き、いつの間にかケイル・ワールドに引き込まれていってしまう。ギタリストのスペディングはブルーズからポップ、パンク、プログレと有りとあらゆるアルバムにセッションで参加している人で、この頃はケイルの他イーノやブライアン・フェリィ等のアルバムでも演奏していて、この夜も主役のケイルを引き立てつつ自分のソロもしっかり弾きこなし、プロのセッション・ギタリストとしての実力をいかんなく発揮していた。イーノはシンセサイザーを前にノイズを変化させながら曲のムードを変えていった。それにしてもこの人は、大きな黒のベレー帽を被り薄手の白のワイシャツ、普通の黒のパンツなのに、なぜか華やかで動作、笑う仕草などバックに花を背負っているかの様に妖艶な雰囲気を持っている。当然カメラマンが彼の回りに集まりシャッターを切っていた。
JOHN CALE 1
 (PENNIE SMITH撮影 NME誌1975年)
ショウの後半に詩の朗読が入り、良くは解らなかったのだが、目に出来た腫れ物が次第に変化していくという不気味な詩で、その朗読に合わせ舞台後ろには片目が腫れ上った人の絵が掛けられとても気持ち悪くなってしまった。それに続いて、舞台の隅に置いてあった看護婦の衣装を着せられたマネキンを中央まで引っ張り出し、服を破き、股に噛みつき(多分仕掛けてあっただろう血袋を噛み切って)顔中血だらけになったのには不気味さを通り越してあ然としてしまった。余りにも毒々しすぎたジョン・ケイルのコンサートだった
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